2012年05月23日(水)

東日本震災・筑波北条竜巻災害、続く人災の恐れ

阪神神戸大震災の時も今も被災地には多くのボランテァや善意が集結して復興に貢献していることはホットなニュースとして報道されていますが繰り返される人災に心痛むのです。
今周囲から建設に携わる職人さん達が消えてしまっていることを御存知だろうか?
原因は一部の大手リフォーム会社、建設会社、プレハブメーカーが職人狩りをしているのだそうです。
復興地では建築知識がなくても仕事が取れる事を良いことに、にわか建築職人に仕事をあてがい多くの仕事をその場しのぎで消化させ結果として経年を経る迄もなく欠陥住宅として世にでてくるのです。
阪神の時も、新潟の時も二次災害は欠陥住宅、まさに人災なのです。
もちろん良い仕事をされている業者さんがほとんどでしょうが、一部の心ない業者さんが介在していることも又事実なのです。
私が住み込みの大工修行の丁稚小僧であった頃の仕事場とは、お得意様の邸宅に出入りし作業をしいざ鎌倉にも備えたものでしたが現在ではその心意気が薄れ目先の利益に心奪われ義理人情と言う言葉さえ失われてしまったようですが・医は仁術(人術)住も又同じだと私は考え信じているのです。

2012年05月18日(金)

筑波の竜巻で感じた事

偶然なのかテレビで放映された建物の崩壊に疑問を持ち被災地へ、ついたところが北条地区、被害の状況は前述したが再度思い起こすと崩壊した建物は何れも工事期間の短い事を売りの一つとしている工法の建物であった。
一つはプレハブ工法の家、一つは2×4工法の家、倒壊と表現するよりは崩壊してしまった建物、どちらかと言えばローコストとで建てられたであろう建物と推察した。
多分基礎着工から完成まで一つは45日一つは60日間程度で完成したであろう工期短く施工された建物であった事は、倒壊建物の履歴が偶然同種であったのだろうか?
今回の竜巻調査直前までは弊社の建築工期の長さに疑問を持ち改善策を模索していたが
今回の調査の結果ではロング工期は全てを否定するには至らない事に気がつかされた。
、営業段階でじっくりと打ち合わせし、設計に時間を割き依頼者の要望に妥協を強いらない設計士の理念、一本一本吟味して、こつこつと、積み上げ,管理し造り上げた重厚感ある弊社建物には自然界の魔手も爪を立てられないであろう事をふと思い起こしパソコンに向かった迄は良かったが、まとまらない表現に業を煮やし我がセンスここまでと悟り目をつぶることとした。
しかしながら、じっくり造り上げることと、場当たり的に作業することとは時間の長さは変わらねども、自然界の龍神はお見通し何れ禊ぎでは!

2012年05月07日(月)

筑波の竜巻見聞録

まさかが又も訪れた! 東日本震災の時と同じ疑問が脳裏を走り、被災地の筑波山の登山口つくば市北条地区へは秋葉原から特別急行で45分で筑波駅へ、北部シャトルバスに乗り換え北条地区へ1時間、延べ3時間の異動、被災地に近づくにつれ道路が混雑し緊急自動車の赤い車両が目につくようになった。
到着後即、建築士事務所協会のジャンバーと建築調査の腕章ヘルメットを身につけ気になっていた、ベタ基礎が裏返しになり建物が粉々に砕けてしまった住宅の調査に取りかかった、
2階建ての建物が砕けて原型を残さず下敷きになり、重いコンクリートのベタ基礎がのしかかり、5m程手前には本来あるはずの建物は無くベタ基礎下地の敷砂利が無傷のまま残されていた、この建物は田畑の中の小高い敷地の一軒家、建物の構造は2×4構造のパネル住宅であった。
田畑からは1m程敷地が高く軽い2×4工法パネルの住宅であった事が被害を大きくした。
気になる次なる被害建物調査は被害の甚大な集合住宅の隣接地に建ち同じく原型をとどめぬ被害の住宅である、基礎に唯一残されたものは短いアンカーボルトと2×4インチの土台材
だけであった。
奇しくもこの被災建物も犠牲者を出してしまった前出の2×4工法建物であった。
被害調査no3は戦前の建物のような木造軸組工法らしき建物であるが来れも又原型をとどめず破壊されていた、残された布基礎にはあるべき筈のアンカーボルトが一本も確認出来ない状態の建物であった。
何れの建物も複数の原因と偶然を持って崩壊してしまったと推察した。
広範囲の被災現場ではあるが、しっかり造られた建物では瓦屋根と、窓ガラスの被害程度でとどまり、倒壊した建物とは構造と○○が明らかに異なっていることを確認し調査を終え帰路についた、帰宅時間21時30分。
ここのところ地震に関心が集まり風水害が後手に回っているように思える、災害は忘れた頃に発生するのことわざがあるが、全てのサイクルが狂ってしまったのか忘れる間もなき間に災害が発生していることを無視してはいけないと思う。
ある人は言う、東日本の震災以降日本列島を支えているプレートが破壊され何が起きても不思議ではない!全てを整える事は不可能只受け入れることしか出来ない。
しかし加賀妻で手がけている建物においては充分にこのことは考慮していることでもある。
DSC_0009_512.jpg
DSC_0014_512.jpg
DSC_0030_512.jpg
DSC_0040_512.jpg
DSC_0127_512.jpg
DSC_0205_512.jpg
JC%E5%BC%81%E5%BD%93%E7%82%8A%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97_512.jpg