2009年02月25日(水)

工務店の出来ること

アフタ-メンテナンス
お引き渡し後、半年・1年.2年が担当監督 3年・5年.10年がアフタ-担当横内が受け持っております。お引き渡し年月日別に管理しております。期日の7日前に往復ハガキを出し、第一第二第三希望日を記入頂き私、妹尾宛に返信していただいております。
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後日担当からお客様へお電話を入れ日時をお約束し訪問しております。当日メンテナンス書類にお客様のサイン頂き私、妹尾が最後に目を通しております。
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自然素材でつくる樹の家のメンテナンスの積み重ねは工事担当や設計担当に確実に反映されています。加賀妻の家づくりには欠かせない要素です
自立循環型住宅設計 CASBEE戸建
目に見えない物を確実に設計する。
空気環境(本当にホルムアルデヒドは出ていないか?)
温熱環境(冬に内外温度差が13度以上あるか?寒すぎないか!
     夏に室内温度が外気温度より高くないか?暑すぎないか!)
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温室時計とホルム測定器を買い込み、実測を繰り返しています。特に温熱環境は設計担当にゆだねられる為に実測は欠かせません。時には気密測定も行っております。
自立循環型住宅の設計を取り入れた設計では温度が読めます。
・・・実は私の家は11年前にOMソ-ラ-+太陽光発電2.64kwを乗せて建てました。当時エネルギ-自給住宅なんて呼んでいました。早かったでしょ!
1kwあたり50万円の補助金も頂きました。失敗は当時は設計において完璧なシュミレ-ションが出来なかった事です。今後は自立循環型設計手法(居住時のエネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能で2010年までに十分実用化できる住宅 をいいます。) +OMソ-ラ-の温熱給湯シュミレ-ションを使い+太陽光発電でエネルギ-ゼロ住宅さらにはエネルギ-自給住宅を目指します。
自然素材の樹の家+エネルギ-自給住宅=地球環境に良い家 住まい手にとって良い家
この住宅に関してはOM自立循環型住宅研究会で各社の実測デ-タ-を持ち寄り、年2回の発表会を開いております。担当は板垣 高橋 妹尾で取り組んでいます。
       

2009年02月10日(火)

大手の倒産に波紋が・・・・

先般、当社ブログにも記載した通り、静岡大手の「富士ハウス」が先ごろ倒産しました。
YAHOO等の検索から、甚大な被害の内容がネットワーク上に展開されてはいますが、正直当事者と
して関わっているお客様が大変な思いをされていると思います。
タイミングにもよりますが、
①契約後に倒産して今後どうするかを考えている方
②契約後、既存宅を解体していざ新築をする際に倒産してしまった方
③上棟して、骨組みの状態で工事がストップしてる方
④完成間際で工事が保留になっている方
⑤建物が完成後に、今後の保証を心配されている方 等など
ネットワーク上では、「被害者の会」の発足が文言として書かれており、今後も様々な形で波紋を広げると考えられます。しかし、ここまでなる前に何とかならなかったのでしょうか?
何にしても、関わったお客様が気の毒でしょうがありません。
私は、営業の仕事をしており、やはり中には、大手さんが安心で、工務店にはちょっとと言う事で
何人かの方には、ご縁がなく断られた経緯があります。
その中で、5年前に、ご縁がなく取引が出来なかったお客様がいらっしゃって、その方からは、
大手の安心感や金額面でのサービスにより断られた事がありました。
所が、その方の建てたメーカーが引き渡し2年後に倒産し、去年の年末に近くで資料請求があった時に
家の近くを通った時に、何と表札の名前が違う人になっておりました。びっくりしました
最近は、やはりお客様の中では、建築業界全てが危ないとの認識が強く、今回の大手倒産に伴い、
更に不安感を募らせたに違いないと思います。
ただ、幸い私のお客様の中には、当社の様な古くからの大工の技術を生かし、材料を吟味し、拘りの
ある家造りを後世に残していって欲しいので、今後も頑張る様にお客様からゲキを飛ばして貰いました。
我々、工務店は建物を作って終わりと言う訳にはいきません。引き渡し後から長いお付き合いが始まります。
当社を選んで戴いたお客様や施工途中のお客様、引き渡したOBになるお客様に感謝をして、且つ責任を感じて今後も頑張って行こうと思いました。

2009年02月09日(月)

少し私の事

               二世帯住宅の見学会を行います。
今月の見学会は茅ヶ崎市内の二世帯住宅です。玄関と、お風呂は一つです。とっても仲の良いご家族の暖かいお家が完成します。最初にお会いしてからもう3年です。
「お客様から我が家もオ-プンハウスをやるんでしょ!?」なんてありがたい限りです。
お施主様から、『 加賀妻工務店は、私が長年かけてたどり着いた工務店です。
建物竣工後も何かと長いお付き合いになると思いますし、我が家が加賀妻工務店の作品で2世帯住宅のモデルになることを希望しています。入居後も見学希望のお客様の訪問いつでも良いですよ!』と、 ありがたいな~幸せだな~嬉しいな~。お引き渡しの時はいつも寂しくなってしまいます。良いお家が出来ました。ありがとうございます。
・・・お引き渡しの書類には12年前より、我々はお客様の家をずっと守って行きます。だからお客様も私たちを守って下さいと書かせていただいています。
・・・
お引き渡しをしたお客様から、外壁の塗り替え・デッキの作り替え・増改築工事のお仕事を頂けると、
めちゃくちゃ嬉しい気持ちになります。
・・・実は私毎年暮れにお世話になったお客様のお家へこっそりカレンダ-をお届けしています。
『こっそりの』の理由は、お茶を飲みながらお話をしていたいのですが、カレンダ-の年越しは私には許されません。もし、外壁の色が変わっていた!なんて事があったら・・・その場で倒れてしまうかも???!!!ははは 冗談ではありませんヨ! 私の老後の楽しみは、お客様と
当時の事をお話ししながら、一杯出来ればいいな~なんて思っています。
       

2009年02月06日(金)

工務店の品格

   私は毎年家を作る職人の集まり(株)加賀妻工務店の社内キ-ワ-ドを設定してきました。
2009年  知性と理性
    知性とは、認知したものを自分なりに消化して、それをもって物事を判断する力。 
    理性とは、物事を正しく判断する力。また、真と偽、善と悪を識別する能力。美と醜を識
    別する働きさえも理性に帰せられることがある。賢くなると言う事。   
.
2008年  品と質
    材料・設計・施工・管理・技術・性能・安全性・メンテにおいて所定の水準にあることを保証する     事。本質的に求められ物を指す。それにおいて住まい全体
    の「品と質」が決まってくると言う事。美しくなくてはいけないと言う事。
2007年  格好いいが良い   
    住宅のデザイン、万人に受け入れら物ではないと言う事。デザインとは不変であり、
    悩み苦しみひらめき検証を繰り返し一生かかって仕上げていく物と言う事。人まねでは誰
    でも描けると言う事。
   
2006年  リセット
    既成概念で物事を考えない事。決まったル-ルや出来ないや無理や当然は無いと言う事。
    まだまだ、いろいろ考え知恵を絞れば出来ると言う事。仕事の中身を初期状態に戻すと言
    う事。               

2009年02月05日(木)

家づくり工務店の品格

             「家づくり工務店の品格」
               親方と弟子
    親方近藤勝則46歳 弟子有川健司34歳  修行8年目
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    親方岡野雅春32歳 弟子原  拓 27歳   修行5年目
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    親方高橋一成37歳 弟子井上直 16歳  修行3年目
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    親方鈴木明宏37歳 弟子折笠悠一22歳  修行2年目
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    親方石田昌弘35歳 弟子小林拓  22歳  修行0年目(2009年4月ものづくり大学卒業予定)
棟梁のシステムをもつ事。それが工務店の存在価値であり。責任であると考えます。地域の工務店としてやるべきは、第一に建築に携わる後続者、特に若い大工を育てる事です。自社で育てた大工が真摯に誠実に家づくりを続けて行くことが、よりよい住まいを生みだすと考えています。親方に付き毎日朝早くから夢中に頑張っている。大工見習いの若い職人達。
弟子を取ると言うことは人を育てると言うことです。親方達の心の試練にもなります。
親方は歳を取ったら、加賀妻のリフ-ム工事を担当します。新築されたお客様が10年後20年後の増改築や手直しには、受け持った大工棟梁やその弟子達がまたお世話になります。これが加賀妻工務店大工リレ-です。悪質リフォ-ム業者が入れる隙間は存在しません。弟子を育てられる大工を私は加賀妻の大棟梁と呼んでいます。
設計や現場管理も自社の社員で行います。3人の一級建築士と4人の現場監督が受け持ちます。加賀妻の仕事は設計も管理も大工仕事も下請けに依存しません。本当に良い家づくりをしようと考えれば当然設計も現場管理も大工仕事も自社のなかで行う事だと考えています。
(多くのメ-カ-や工務店は営業を優先するため、設計や大工は外注に出しています。最近では作業場も持たない工務店が多くなりました。)
加賀妻では家づくりのすべての過程に[手]をかけます。工務店の[手]と言うと大工などの職人の[手]をイメ-ジするかもしれませんが、それだけでは現代に価値のある住まいを提供する事は出来ません。設計段階からじっくりと手をかけ、住まい手の要望をきちんと聞き、必要な性能を担保し、それをまずは図面という形にする。職人はその図面に表現されたものの本質を理解し、それを形にしていくためにしっかりと[手]をかけることが求められるわけです。設計における[手]と、施工における[手]の両方が揃ったとき、はじめて住まいに求められる[間]がつくり出される事になるのです。当社で建てた家は当社が責任を持って家守りするためには欠かせない大事な事と思います。
                「家づくり工務店の品質」
品質のある。質の高い住まいを提供する事。これが基本です。では、この「質」とは何でしょう?
まずは、住まいの部材における[質]があります。それはもちろん表面的なものではなく、
それぞれの部材において本質的に求められる[質]を指します。とくに木造住宅においては、[木の質]によって住まい全体の[質]が決まってきます。
次に大切な[質]とは、住宅の性能です。その中でも[構造][空気質環境][温熱環境]
という3つの性能は、住まいの本質を決める重要な性能になります。こうした[質]を十分に備えた住まいは、自ずから[品質・品格]をもつと考えます。その為に、丁寧に材料
を吟味し、住まいの性能について科学的な視点を持って取り組み、設計段階のチェックから工事中のチェックに至るまで、2重3重の品質管理態勢で臨んでいますシックハウス問題」ただ、建築基準法を守っていれば十分かと言うと、「そうではない」と考えています。確かに「マシ」にはなってきましたが、本来の意味で安らぐことができる室内空気環境としての合格点は、こうした「マシ」のレベルではなく、さらに高いレベルの地点にあると思うのです。だからといって、「あらゆる材料を昔に戻すこと」が正解だとは考えていません。現代にある材料の中には、使う価値や意義を持ったものもあるからです。重要なのは「材料の特性を知る事」であり、それによって「室内の空気が汚れてしまうかどうかを判断する事です。」この姿勢には、単純に昔の材料に戻すことよりも専門的な知識と経験が必要です。
物づくりを通じて人の温かさや優しさを共感したい、若手が頑張る姿を多くの人に見て頂きたい!
値段だけで勝負するのではない住宅を、それを望む人のためにつくり続けたい。

2009年02月03日(火)

少し私の事

宅メ-カ-の富士ハウスが総額約638億円の負債を抱え自己破産をを申し立てた問題で、同社が請け負ったものの未完成で残された住宅については、工事を引き継ぐ業者を注文主が今後自ら見つけ、残りの工事代金も負担しなければならない可能性があることになり、波紋が広がりそうだ。
住宅完成保証は、住宅の施工業者が倒産した場合でも、完成に必要な費用を保証し、別の業者をあっせんする仕組み。住宅施工業者は、財団法人「住宅保証機構」に登録して同機構の保証制度を利用したり、会社で独自に保証制度を設けたりしているが、どちらも法令上の義務ではない。同機構によると、富士ハウスは同機構に登録していなかった。また、東京地裁に同社の自己破産を申し立てた弁護士は、同社の独自の住宅完成保証制度もなかったとしている。今、建築中の住宅も数百件あるといわれる。
(2009年2月2日 読売新聞)
1 平成21年2月28日までに完成し、引渡が可能になる予定である物件について 上記物件につきましては、破産管財人の下で富士ハウスにて建築工事を続行し、顧客の皆様にお引き渡しさせていただきます。この場合、皆様からは、建築請負契約に基づき請負残代金をお支払い頂くことになります。
2 工事が既に着工しており、平成21年3月1日以降に完成予定であった物件について 工事に着工しているものの平成21年3月1日以後に完成予定の物件につきましては、富士ハウスにて建築工事を続行することはできませんが、スポンサー会社にて建築工事を続行してもらう予定です。
スポンサー会社はほぼ内定しており、現在、詳細な条件について協議を重ねているところです。今週中には、改めてご連絡できる見通しです。
皆様におかれましては、追加の資金負担が生ずる可能性があり得ますが、できるだけ皆様のご負担が少なくなるようスポンサー会社と交渉しております。
3 工事未着工の物件について 工事未着工の物件につきましても、富士ハウスで建築工事を続行することは困難ですので、やはりスポンサー会社にて工事を引き受けてもらう予定です。
前受金の取り扱いについては、スポンサー会社と正式に合意した後に、詳細をお知らせいたしますが、300万円以下の金額につきましては財団債権として破産手続内で返還の対象とさせていただきます。ただし、返還時期及び返還可能金額につきましては現時点では未定ですが、1か月程度でお知らせしたいと考えております。
(2009年2月2日 富士ハウス HPより)
私がこの業界に入った当時、御三家と言われた「殖産住宅・太平住宅・日本電建」も姿を消している。又、ニッセキハウスや秋住も姿を消している。三井木材工業や野村ホ-ムは住宅部門から撤退して行った記憶がある。しかし私の廻りの仲間達には、借り入れも一切無く3代目、4代目と100年以上家づくりを営んでいる優良な工務店も沢山ある。
私の主だった仕事は営業だ、今年で18年もしてきている。住宅の営業を18年も続けている人ってそうは沢山いないだろうなと思う。妹尾さんは『歩くカタログ』なんて言われた事もある。・・・私は以外とシャイなので必要以外の訪問はあまり好きではない、
結構めげる時もある。特に初対面のインタ-ホンは緊張する。お客様からすれば、又どこかのひつこいハウスメ-カ-の営業マンが来たか!よけいなお世話だ!きっとそう思っているだろうなと思う?!しかし18年の蓄積で私の携帯電話にはお客様の名前、電話番号が220件登録されている。本当にありがたい事だ。お客様から本当に多くの質問を頂いてきた。でも不思議と会社の経営状況は聞かない、聞いてくれない。
なぜお客様は一番大切な事、依頼先の経営状況を聞かないのか?調べないのかと??
私が加賀妻工務店へ転職する時は企業信用調査の帝国デ-タ-バンクで調べた記憶がある。
      ・・・会長には言えません・・・